棟木と母屋を支える束は、通常なら横梁を渡してそこに立てることになります。
ただ今回は色気を出して旧宅の梁を使ったので、この辺からややこしくなります。
その梁は母屋の真下を並行して走る位置に有り、母屋はこれに乗っかれば良い。
一方で、てっぺんの棟木は宙に浮いてしまう。
そこで、この梁の上に一旦平地を作り、そこから横梁を渡すことにします。
それが上の写真です。方策は色々あったのですが、黒い矢印の指す角材を設置して、そこを頼りに横梁を渡しました。※写真は仮組ですが、束を立ててみました。
これで棟木が宙に浮かずに済みます。
わざわざ黒い矢印の角材を置いたのは、以下のような思いつきです。
↑屋根構造に関係無い角材多数を渡しました。既に角溝が切ってあります。
更に次の写真に続きます。
その角溝に細い角材を取り付けて、格子状の棚を作りました。
なにせ空中にあるので、実用性はそこそこ、飾りの要素が強いです。
いづれは照明を吊るす、とか妄想してます。
この時点では、先に出て来たロフトを作る計画が無かったので、結果的にはロフトの上に飾りに近い棚が存在すると言った、若干騒がしい事態に陥ってます。
今回はオヤジギャグの一つも思い浮かばず、淡々と終了です。
その辺は矢継ぎ早に番外編でも書いてカバーしようと思ってますが、公序良俗との折り合いに苦心中です。
今回もご覧頂き、ありがとうございました。