divetakeda’s blog

自作ガレージの製作過程を遡りながら紹介します。 他にも番外編有り。

自作バイクガレージ 遡り日記 #31           忍耐!火打ち梁。

 テスト、テスト、ただ今VPN接続のテスト中。

パナマ、パナマ、パナマ文書、中国語だと巴拿馬文件。

アップされたようなので、大丈夫そうですね。

※以上はネタです。VPN接続の詳細は各自でご確認下さい。

 

今回は火打ち梁と呼ばれる、一種の補強材の説明です。

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長い角材2本が建屋の横梁です。

斜めの角材が今回の主役で「火打ち梁」と呼ばれるものです。

 軸組み工法(在来工法)では一般的に用いられる物ですが、近年は金属製の物も多いようです。

金属製は横梁に直接木ネジで取り付けるだけなので、加工・施工が簡単です。

非常に合理的ですが、今回の場合は見える部分でもありますし、ちょっと作ってみたかったので、柱と同じ材料で作りました。

 

補強の理論は色んなサイトにお任せして、実際の働きは施工状態を見るのが早いです。

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写真は完成後ですので、既に色々と貼り付けてありますが。

2本の横梁間に踏ん張って梁同士の直角を保ちますが、これが結果的に建屋全体の変形を抑える、と言う訳です。

 火打ち梁上の四角い穴の中に見えるのはM12のボルト&ナットです。

ボルトは横梁の外側から貫通しており、ナットで締結されます。

金属製に比べて面倒なのは、これらボルト&ナットの座面を削り出すことで、特に火打ち梁側は斜めに削り出すことになります。

ちなみに建屋の外側から見た場合ですが、こんな風にボルトが邪魔にならないようにしています。↓

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 皆様のおうちが在来工法の場合、今回説明の火打ち梁が人知れず天井裏で踏ん張っているかと思います。

ご家族の反対を押し切ってでも、一度は天井裏に入って労をねぎらって下さい。

また最近では、内装デザインの一部として、部屋の内部に露出している例もあるようです。

表に出て来ると急に好感度下げるのは私だけ?

 

今回もご覧頂きありがとうございました。