divetakeda’s blog

自作ガレージの製作過程を遡りながら紹介します。 他にも番外編有り。

自作バイクガレージ 遡り日記               番外編Vol.7 人民的免許皆伝

久しぶりの番外編ですが、タイトルの中国語らしきものはインチキです。

 業務上の都合で中国の運転免許を取ることになり。

やって来ました、某市公安局交通警察支隊の車両管理処です。

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中国では、車両登録も免許証の管理も一元化されていて、上記の役所の管轄です。

日本では国土交通省と都道府県公安委員会に分かれてますね。

 受付で手続きの後、写真撮影と簡単な身体検査、受験料の支払い、これで申請は完了です。

日本で運転免許を所持している場合は、実技免除のうえ筆記試験のみ。

また、近年は日本語でも受験できます。

かつては中国語でしか受けられず、その代わり通訳の同伴が許されていました。

通訳さんが答えを教えてくれた、なんて事も有ったり無かったりした、らしいです。

 受付の待合に居た時ですが、縦置き38インチほどの液晶画面に次々と女の人の写真が現れました。以下はその一例です。

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窓口担当の方々の写真と名前(フォントも注目)がスライドショーの様に次々と出て来ます。

全て若い女性です。日本だと色々物議を醸しそうですが、こっちは案外大らかなものです。

「制服の女性に弱い。」と言う諸兄には必見ですが、指名は不可なので悪しからず。

 

 やっと本題に戻りますが、試験はPCに向かい合って実施、正誤二択や四択が計100問。

制限時間45分。正解率90%以上が合格です。

採点は終了即座に全自動で行われ、賄賂を渡す隙も相手もありません。

ネット上での模擬試験に打ち込んだ日々が報われ、めでたく合格です。

中華人民共和国自動車運転免許証、即日交付となりました。

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一路平安。 ※これはインチキ中国語じゃないです。

皆様におかれましても日々の無事故無違反を謹んでお祈り申し上げます。

 

 

 

自作バイクガレージ 遡り日記 #20          終戦!屋根工事

見た目には前回とはあまり変わらない写真ですが、矢印の指す部品が付いて完成です。

※筋交いも付いちゃってますが、ご容赦下さい。

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アスファルトシングルの端部を押さえると同時に、水の浸入を防ぎます。

あと、前回てっぺんに並べた小片シングルの一番端っこは釘が打てず接着のみでしたが、そこも押さえてます。

材料は防水シート敷設前に「水切り」と称して取り付けた物に同じです。

 

今回は頭じゃなくて内容が薄いため、写真のデカさでごまかしました。

次回以降はいよいよ骨組みについてご紹介します。

 

材料について

    上記の通り、水切りと同じ物です。

    アルミ製、板厚2mm、L字断面の汎用品です。

    ブロンズ調アルマイト仕上げ。

    水切りの時と同様、今回も¥1万也。

    鉄製の屋根専用品は数千円かと思います。

 

自作バイクガレージ 遡り日記 #19          決戦!屋根工事 アスファルトシングルの章

しばらく引っ張った屋根工事ですが、そろそろ大詰め。

つまりネタ切れです。

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 あまり小まめに写真を撮っておらず、アスファルトシングル(以後シングル)をほぼ貼り終えたとこまで跳んでます。まあ、ここの施工はマニュアル通りですので・・

シングルとは日本風家屋なら瓦にあたる建材。住宅はもちろん、薄い、軽い、敷設が簡単等の理由でDIYにも向いています。

ホームセンターで購入、包装紙にプリントされたマニュアルに沿って敷設しました。

後で出てきますが、専用の釘で打ち付けます。

 

下から順に貼って行き、釘を打った部分は次のシングルで隠れます。

これを繰り返すと、ウロコ状に仕上がる訳です。

大量投入する割には、外に見えてるのは半分くらい。

なんだか奥ゆかしいですね。そうなりたいものです。

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上の写真:両方向から頂上に達した後、小さく切ったシングルをてっぺんに釘で固定しながら重ねて行きます。言わばてっぺんにフタをする訳です。

ここはシングルでなく、専用の金物を使う例も有ります。

下の写真は終盤、残り2枚のところです。青い矢印が上述のシングル専用釘です。

普通の釘よりも、頭が大きくて薄いです。

頭が大きいのは生まれつきなので諦めてますが、この先薄くはなりたくないものです。

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やはりこれもウロコ状に重ねてゆき、釘は次のシングルで隠されます。

最後の一枚だけは釘が使えませんので、専用の接着剤だけで貼り付けます。

接着剤だけでは不安に思えるかもしれませんが、それも次回で解決します。

 

次回予告: まだ何か屋根に付けるものが?

 

アスファルトシングルについて

銘柄:TAJIMA

ホームセンターで2色選べたのでこの色にしました。

メーカーさんのHPによると、もっと色々種類があるようです。

概ね10枚くらいが1パックで大体8パックほど買ったようには記憶してますが・・

えーと購入費用は多分¥26,000前後だったと~~

頭髪はともかく記憶が大分薄らいでます。

自作バイクガレージ 遡り日記 #18          停戦!屋根工事 車両の紹介2

ちょっと前に黄色いのをご紹介したとこですが、今回はもう一方。

その節でも申し上げた通り、艦載機あっての空母です。

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撮影場所は現在のガレージで無く、取り壊した旧宅にあった納屋の中です。

 

型式:Harley-Davidson  XLH1200 "Sportster"

年式:1995年式

補足:エボリューションエンジンをリジッドマウントしていた時代の物で、

   ミッションは5速です。

   何の事だか分からない方はメッセージでもお答えします。

 

2004年に中古で購入。

新車時の原形を留めていませんが、タンク、シート、マフラー、チェーン化は購入時からこの状態でした。つまり大体現在の雰囲気です。

購入後に自分で以下の部品を取り替えました。

・前後ホイール  ・リアサス  ・Fフォークのスプリング  ・ウインカー

一番雰囲気が変わったのはホイールです。

特にリア・ホイールは純正の16インチ・キャストホイールに対して現在のものは18インチでスポーク・ホイールです。フロントは19インチのままキャストからスポークに変更。屋根裏に純正ホイールが転がってます。

 

 アメリカ製とされてますが、Fフォーク(ショーワ)、キャブレター(ケーヒン)などの部品は日本製です。また、エンジンのカバー類なんかも台湾製だったりするらしいです。純正イグニション・コイルにはMADE IN CHINAの刻印が有ります。

アメリカ国内の事情によるところ大ですが、結構早い時期から海外調達が進んでいたとも言えます。

 

 RMXの様な高性能車では無いですが、気が付けば10年も乗ってるのはエンジンの鼓動と程々の加速が気持ち良いからです。

不満の一つはフロントブレーキ。本当は取り替えたいのですが、ごまかしながら乗ってます。

あとは好んで付けているから仕方無いですが、タンク(社外品)が小さく、航続距離が短い。

艦載機というよりは局地戦闘機です。

自作バイクガレージ 遡り日記 #17          苦戦!屋根工事 防水シートの章

忘れて~しまいたいー事や~♪ (JASRAC無届け♪)

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 本当に忘れて頂いていた皆様には初めて見るはずの写真ですが、そうで無い皆様のためにはもう1枚追加します。(↓)

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 屋根の下葺き材として、防水アスファルトシートが乗りました。

材料に付属するマニュアル通りに敷設するのみですが、一点ポイントは、前回取り付けたアルミの水切りの上にキッチリ(約50mm)重ねるところです。

敷設後はタッカーと呼ばれる大きなホチキス針みたいな物で留めます。一部には専用の両面テープも使いました。

 日々孤独な作業を愛していますが、今回だけは友達が居ないのがこたえました。 

簡単そうに見えるのですが、細長くて重いシーツを使って高所でベットメイキングをした事が有る方にはご理解頂けると思います。おまけにアスファルトシートと言うのが案外破れ易いもので、結構気を使います。

一人では予想以上に時間を要した上に、シワも若干残ってます。

ベッドメイキングなら失格です。

 D.I.Y.の語源は、空襲で焼けたロンドンの街を市民自らの手で復興しよう、と呼び掛けた運動だったらしいのですが、多分みんな協力し合ったはずです。

yourselfは単数形ですが、無理して一人でやらなくても良いと思います。

 

シートについて。

銘柄  :TAJIMA

材質  :アスファルト

サイズ :幅1m × 長さ21m  厚さ1mm

投入量 :1ロール

1ロールが上記の通り21mで¥3,000くらいだったと記憶してます。

ハサミで切ることができます。

メーカーさんのHPによると、お手頃品から高級品まで色々な価格があるようです。

私は迷わずホームセンターにあった物を買いました。

自作バイクガレージ 遡り日記 #16          奮発!屋根工事 破風板他の章

前回の屋根工事では野地板(上)を貼り終えたところでした。

そこからは写真が少ないため、画像はちょっと進みます。

公共工事なら面倒なことになりますが、皆様にはご容赦をお願い致します。

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写真では既に防水シートが載っていますが、一旦防水シートのことは忘れて下さい。

以下はシート敷設前の木工&金工部分についての説明です。

青矢印:「破風板」と呼ばれるものです。私のはただの板材ですが、

    神社仏閣等では手の込んだ彫刻が施されることが多いです。

黒矢印:「鼻隠し」と呼ばれます。同じく板材です。

    垂木の先端を隠すことができますが、取り付けない例も多いです。

    神社仏閣等では付けない例が多いようで、綺麗に反った垂木が良く見えます。

    しかも垂木の間隔が狭く非常に数が多いので壮観です。

    初詣に行ったら、そんな宮大工の超絶技巧にも注目して欲しいです。

    ただし足元にはご注意下さい。

赤矢印:水切りです。

    通常は鉄製の専用品を付けますが、今回は汎用L字断面のアルミ建材を取り付けました。

    反省点を後述します。

 

次回予告

忘れて頂いていた「防水シート」について。

 

★材料と費用

破風板: サイズ 1820×90×15  樹種:桧  4本投入

鼻隠し: サイズ 1820×90×12  樹種:桧  6本投入

全部で¥8千くらい。

外観なので、綺麗な材料を奮発してます。

いづれも屋外用ニスで仕上げましたが、1年くらいで塗膜の剥がれが出始めました。

この点は浸み込む防腐剤である「キシラデコール」の方が良かったかもしれません。

近いうちに塗り直します。

水切り:アルミ製、板厚2mm、ブロンズ調アルマイト仕上げ。少々奢り過ぎました。

    値段未確認で取り寄せたら、全部で¥1万。

    鉄製の専用品は数千円かと思います。

    アルマイトの外観は綺麗なのですが、汎用のL字断面なので水切りとしての

    機能は鉄製の専用品に劣り、上記の鼻隠しに雨水がかかり易い。

    反省点です。

    

 

自作バイクガレージ 遡り日記               番外編Vol.6 人民的新年快楽+あのシリーズ

なんてタイトルですが、中国の正月は旧暦のため今年の元旦は2月8日です。

正月の雰囲気も爆竹も未だ先です。

それよりも2、3日前に気付いたのですが、このブログは閲覧中に写真をクリックすると拡大表示されるのですね。

多くの皆様はご存知だったと思うのですが、試しに以下をクリックしてみて下さい。

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日本の皆様には改めまして、あけましておめでとうございます。

本年もご愛読のほど、よろしくお願い致します。

 

今回は極一部でご好評頂いております、人民的摩托車のGS125複製シリーズから。

いつもながら星形キャストホイールにはシビレます。

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タンクはバイクの顔。その顔には「既に本家は超えた」との自信がみなぎります。

 

広東省は江門市の宝徳摩托車有限公司さんの製品です。

宝徳はだいたい、バオドゥオみたいに読みます。

バオドゥオ → バトゥオ → バトゥア → ベトゥアー (バンザーイ!×3)

と言った感じでご理解下さい。

 

皆様には本年が昨年よりもbetterな年となりますよう、謹んでお祈り申し上げます。