ご愛読ありがとうございます。
本編に復帰して、構造用合板(国産針葉樹)を貼る直前まで遡ります。
ロフトを作り終えたところです。
まだ例の扉は付いてませんが、ハシゴは付いてます。
実は着工時点ではロフトを設ける計画はありませんでした。
建屋を大方作ってみると、床面も思ったよりは広く無い。バイク&整備のスペースは最大限確保したいけど、収納も必要・・・そこで、
「増え過ぎた人口を宇宙に移民させる」との結論に至る。
★基本的な構造
まずは菅柱(メインの縦の柱)を頼りに、青い矢印で示す2本の梁を渡します。
その梁に刻んだ溝に根太と呼ばれる縦方向の骨材(赤矢印)多数を掛けます。
これで網目状になった骨材の上に構造用合板(12mm厚)をネジ留めして完了です。
これは木造軸組み工法(在来工法)の2階の床と同じです。
★材料
梁(青矢印):桧 90mm角
4メートルの長さで売られている物を切って使います。1本¥1,700くらいです。
切れ端は上り口の縁にも使っており、あまり無駄が出ません。
杉材も同じサイズの物が有りますが、支柱無しの横梁で2520mm(ホゾ除く)を渡す場合は桧の方が適材と考ました。単価は大差ありません。
※ただし、手前の梁は後々になって天井の松の梁との間に補強を取り付けました。
以前の写真参照。
根太(赤矢印):米松 45mm×60mm角
これも4メートル買い。記憶が定かで無いですが、1本¥1,100くらいと記憶してます。
できるだけ国産材で作りたいと思ってましたが、このサイズは米松の方が入手も容易で、強度も高そうなので選びました。
木材の流通と単価には地域差やホームセンター間の差異があるので、設計しながらホームセンターを巡ることをお勧めします。私もそうしました。
一部の材料は通販も利用。 ※詳細後日
ロフトの設置は天井が低くなり圧迫感が増すかも、との懸念有り最後まで迷いました。
ただ、現在ロフト内に収納される物を見ると、やはり設置して良かったと思います。
それと、
一時は子供の遊び場にも。 ※雑な画像処理ですいません。
すぐに飽きられましたが。
写真内の赤い線で囲む部分が、床面と扉の境目です。
前回は写真が無いと申しましたが、辛うじて雰囲気の伝わる物が有りました。
扉を閉めるとこんな風に収まります。扉は4辺を骨材で受け止めるので、上に大人が乗っても全く問題ありません。
予告
柱だけでは足りないのか!? 迫り来る災害の破壊力に筋交いが叫ぶ!
次回、「ジシンの脅威」
君は、生き延びることができるか?