divetakeda’s blog

自作ガレージの製作過程を遡りながら紹介します。 他にも番外編有り。

自作バイクガレージ 遡り日記 #12          死闘!屋根工事 野地板の章

 

大袈裟に予告した通販のことは最後に少しだけ触れてます。

あと、VPNを契約したらIT環境が格段に向上しました。

※商業的な意図は無いです。ただの冒頭のつかみです。

 

前回#11では垂木を施工しましたが、今回はそこに「野地板」を貼ってゆきます。

野地板とは屋根の下地となるものですが、今回のように特に天井を施工しない建屋にとっては同時に内装(天井)でもあります。また、庇(ひさし)の裏側でもあり、外観にも影響します。

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南半分の施工を終えたところ。杉の無垢板、木目がシビレます。

前回#11でご紹介した、垂木の下端が不揃いだった件はここで解消、切り揃えました。

写真では質感が伝わり難いですが、板の内側は販売時点からプレナー加工(かんな掛け)が施されており、ツルツルしてます。このあたりは前回までの写真に何度か写っているので、改めてそんな目で見て頂ければ幸いです。

一方で下の写真のように、外側にはプレナー加工が無く、ザラっとしてます。

この板には最初から裏と表があるという訳です。

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てっぺん付近に僅かに貼り残しがあり、下から順に貼っていったのが分かるかと思います。

さらに拡大写真の青い矢印で示す部分。板の端部は段付きで、前後の板が互いに重なっています。こういうのを「サネ加工」と言うらしく、特に今回のはその一種で「相決加工」とも呼ばれます。 

もちろん最初から加工済みのものを購入してます。

 

「裏表があって、用意周到。」

友達にはしたくないタイプですが、野地板としては価格、仕様共に大変満足してます。

その他、材料に関しては下段を参照下さい。

本日もご覧頂き、ありがとうございました。

 

材料について

樹種: 杉

片面プレナー加工 & 相決加工入り

サイズ:長さ1980 × 働き幅165(※) × 厚さ10.5  

※相決加工で見えなくなる部分を含まない、言わば実効の幅

10枚1束がほぼ1坪分で¥2,600

このガレージの屋根面積はだいたい5坪ですが、切れ端が出ることを考慮すると6束必要でした。

島根の業者さんから通販で購入。

送料込みで¥19,800

近所で合板を購入すれば6千円くらい節約できたのですが、内装としても考えた場合には大変良い買い物だったと思います。

くどい様ですが、商業的な意図はありません。